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2017年 4月 1日

■■長時間労働者に関する情報の産業医への提供などを定める改正省令 本年6月から施行

「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(平成29年厚生労働省令第29号)」が官報に公布されました。

 産業医制度を見直すもので、本年の6月1日から施行(実施)されます。

 改正内容の概要は、次のとおりです。
●産業医の定期巡視の頻度の見直し
少なくとも「毎月1回」行うこととされている産業医による作業場等の巡視について、産業医が、事業者から毎月一回以上、次に掲げる情報の提供を受けている場合であって、事業者の同意を得ているときは、産業医による作業場等の巡視の頻度を、少なくとも「2月に1回」とすることを可能とする。
① 衛生管理者が少なくとも毎週1回行う作業場等の巡視の結果
② ①に掲げるもののほか、衛生委員会等の調査審議を経て事業者が産業医に提供することとしたもの
●長時間労働者に関する情報の産業医への提供
事業者は、毎月1回以上、一定の期日を定めて、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間の算定を行ったときは、速やかに、その超えた時間が1月当たり100時間を超えた労働者の氏名及び当該労働者に係る超えた時間に関する情報を産業医に提供しなければならないものとする。
●健康診断の結果に基づく医師等からの意見聴取に必要となる情報の医師等への提供(労働安全衛生規則のほか8省令8条文で改正)
事業者は、各種健康診断の有所見者について医師等が就業上の措置等に関する意見具申を行う上で必要となる労働者の業務に関する情報を当該医師等から求められたときは、これを提供しなければならないこととする。

 この改正は、過労死対策、メンタルヘルス対策など、多様化する労働者の健康確保対策の重要性が増す中、産業医等が対応すべき業務が増加しており、効率的かつ効果的な職務の実施が求められていることから、産業医等が健康確保対策に関して必要な措置を講じるための情報収集の手段として、事業者から提供してもらうという手段を取り入れようというものです。

企業としては、本年6月からの実施に向けて、産業医(選任義務がある事業場に限ります。)や健康診断の結果の意見聴取をする医師等との打ち合わせが必要になるかもしれませんね。

 

2017年 1月10日

◆働き方改革の動向に注目!

安倍首相は新年5日、経済三団体(経団連、経済同友会、日本商工会議所)の賀詞交換会において、経済界に、昨年に引き続き賃上げを要請したということです。その中で「今年は働き方改革断行の年」とし、昨年末に示した「同一労働同一賃金ガイドライン案」に裁判での強制力を持たせるよう法改正案を国会に提出する、時間外労働の上限規制を実施するため労働基準法の改正案を国会に提出する、といった具体的な目標も掲げつつ、働き方改革への強い決意の述べました。

 同賀詞交換会後の記者会見で、経団連の榊原会長は、会員企業に対して引き続き年収ベースでの賃上げを求める意向を示すとともに、同一労働同一賃金の実現、長時間労働の是正といった働き方改革については、「経済界としても重要な課題として取り組んでいきたい」と述べたとのことで、重点政策である働き方改革、動向に注目です。

関連資料のリンクを紹介させていただきます。
・同一労働同一賃金ガイドライン案
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/hatarakikata/dai5/siryou3.pdf
・働き方改革に関する特命委員会中間報告
https://jimin.ncss.nifty.com/pdf/news/policy/133869_1.pdf

 

2016年11月4日

定年後の再雇用後の賃金減額の裁判 原告が逆転敗訴

定年後に再雇用されたトラックの運転手が「正社員と同じ仕事なのに賃金に差があるのは違法だ」と訴えた裁判で、東京高等裁判所は「2割前後の賃金の減額は不合理ではない」として、原告が勝訴した1審の判決を取り消し、訴えを退けました。

  2審の判決で、東京高等裁判所の杉原則彦裁判長は「同じ仕事でも一定程度の賃金の減額は社会的に容認されていて、企業が若年層を含む雇用を確保する必要性などを考慮すると、減額は一定の合理性がある」と指摘しました。そのうえで、「賃金の引き下げ幅は、年収ベースで2割前後と同規模の他社を下回っていて、直ちに不合理とは認められない」として、1審の判決を取り消し、原告の訴えを退けました。

 原告側は会見し、「格差や差別を正すために訴えたのに、現状を追認する判決に強い憤りを覚える」と述べ、上告する考えを示しました。

【NHK NEWS WEB】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161102/k10010753851000.html

 

 

 

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